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ネパール・インド料理 デウラリ食堂

ナマステ!! 港区三田にある、ヒマラヤの麓の小さな国からやってきた小さな食堂の情報をお届けします。 本日のおすすめメニューの紹介や、ネパール・インド料理や文化のお話などなど。 どうぞごゆっくり~

ホールスタッフのネパール人の家族が亡くなり、そのスタッフが先週ネパールに帰国しました。

彼はヒンドゥー教徒。
ヒンドゥー教では親が亡くなったときにする儀式がちょっと変わっていて、とても大変です。
葬る方法はけっこう知られているかもしれませんね。
河岸で火葬して(日本のように焼却炉みたいなのに入れて焼くのではなく、外で焼くので、焼いてるところが誰でも見える)、お骨や灰はそのまま前の川(聖なるガンジス川につながる、ネパールの川)に流しておしまいです。
24時間以内に火葬しなければいけないので、すぐに火葬は終わってしまいました。
彼が帰国したのはそのもっと後ですから、燃やしたあと帰国してさて何をするのでしょうか。

親が亡くなったらその息子たち(いなければその兄弟)はネパールの聖なる川で沐浴して、白い1枚布だけを体に巻きつけ(下着も靴もなし)13日間、食事は一日一食だけ、塩や肉類、お酒、卵、牛乳などいっさい取ってはダメで、フルーツぐらいしか食べてはいけなくて、誰にも触れてはいけません。
家の中にも入ってはいけなくて、軒下みたいなところで寝なければいけません。
都市部では軒下がないと、外に簡単な小屋みたいなのを作ってそこで寝泊りするようです。
毎日水で体を清めて、礼拝をします。
それから、ネパールに行かれたことがある人は見たことがあるかもしれませんが、眉毛含む体の全ての毛を毎日剃らなければいけません。
頭の毛はちょろっと一房だけ残し、全て剃ります。
だから彼が日本に戻ってきたときには多少おかしい姿かもしれませんね。

もう一人別に息子がその亡くなった人にはいたんですが、彼は仕事の都合でネパールに帰れなかったので、日本で肉を食べないようにしています。
さすがに毛は剃っていませんが。

13日間このように生活しなければならない理由を調べてみてもあまり検索できなかったので(ネパリに聞いてもあまり明確な答えがありません)、推論なんですが、一番の身内が亡くなることによって、体が不浄になるようです。
ヒンドゥー教徒では例えば、右手はきれい、左手は不浄と言われています。
あと、人が口をつけたもの(例えばグラスや料理など)も不浄とされています。
だから13日間経つまで家の中にも入ってはいけないし、誰にもさわってはいけないのかもしれません。
毎日沐浴して白い布を身に付けることによって浄化されるのだと思われます。

日本に残った別の息子も13日が明けるときは、ヒンドゥー寺院が日本にないので、沐浴してから(日本なのでシャワー)仏教のお寺に行って礼拝しました。
そのときに、彼が、不浄だから礼拝しなければいけないって言ってたんですよね。

13日後日本に帰れるのかと言えば、田舎から2~300人の訪問客がいるので、お客をもてなさなければいけません。
少し日本と似ているけど、お酒やご馳走をたくさん用意して、楽隊も呼んで、みんなで毎日踊って食べて楽しく過ごします。
仕事してない人が多いですから、何日も滞在するそうです。
だから、喪が明けてからも仕事はたくさんあるそうです。

9月中ごろに戻ってくるようですが、それまで少ないスタッフでやりくりしますので、ご迷惑をおかけすることもあるかもしれませんが、少ないスタッフでもできるだけ問題がないように頑張りますので、よろしくお願いいたましす。
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